【目標達成へ!】今年残り1ヶ月を価値あるものにするために、今すぐやるべきこと

年始に立てた目標を振り返ってみて、ここまでの約11ヶ月で、あなたは何を達成し、何に取り組み中で、何を置き去りにしてきたでしょうか。

目標を立てたからといって、すべてが実現するわけではありません。
計画の再設計を余儀なくされる部分は出てくるものですし、実行しているうちに全体のデザインが変わってくることもあるでしょう。

ですが、本当に自分が実現したかったゴールにどれだけ近づいているか定期的にチェックし、軌道修正や追加投資を検討しなければならないことには変わりありません。

ということで、2021年も残り1ヶ月となったここらで、ゆるみかけていたネジを巻き直して、年末までに達成できる目標のレベルを上げていきましょう!

目次

1.目標の再確認と現状の棚卸し

何はともあれ、現状確認です。
年始あるいは年度初めに立てた目標を1つ1つ俎上に上げて確認作業をしておきましょう。
 
進捗状況(達成度,プロセスの進捗度)によって、次の3つのランクに分けておきます。

  • 【Rank A】達成済み。または順調に推移しており問題なし。少し頑張ればどうにでもなる。
  • 【Rank B】進捗が5割未満の「よろしくない」状況。
  • 【Rank C】ほぼ手つかず。手は付けていても完全に未達成。

これ以外に「人事を尽くして天命を待った結果ダメだった」ということもありますよね。
何事も自分の努力だけで完全に結果をコントロールできるわけではありません。これについては「再デザイン」扱いです。

2.この11ヶ月の棚卸し⇒改善点を抽出

目標達成へのプロセスを5段階に分けて考えます。
そうすることで、自分のやり方のどこに問題があったのか、どうしたら壁を乗り越えられるのかが分析しやすくなります。

  1. 【目標設定】
  2. 【現状把握】
  3. 【戦略策定】
  4. 【行動・継続(習慣化)】
  5. 【目標達成】

では、さっそくRank BとCを分析的に観ていきましょう。

論外!なRank Cの分析

年始には「やろう!」と思っていたのに、ほとんど手つかずに終わった理由はどこにありそうでしょうか?

a)目標がざっくり、ぼんやりし過ぎていて、どこから手を付けていいか分からなかった

実はこれが非常に多いんですよ…。
だからこそ、大きな目標は徹底的に分解し、すぐに取りかかれるレベルのリアルな行動(タスク)にまで落とし込んでこなければなりません。

そもそも「目標」というのは、今ある自分のスキルや知識などを活用して達成を目指すタイプと、そもそも自分自身のスキルや知識を高めることを目指すタイプの2種類があります。そのタイプによっても、分解の仕方、タスクへの落とし込み方は違ってきます。

「何から手を付けたらいいんだろう?」という状態なのであれば、まずは相談できる専門家を探すところから取り組むべきだったのかも知れませんね。

b)やることははっきりしていたのに、行動に移せなかった

これは多くの場合、次の2つのうちどちらかということになりそうです。

  • 時間やお金のリソース配分を考えておらず、日常生活の中に、新しいタスクを埋め込む余地がなかった。
  • あなたの未来の大きなゴールや夢と結びついておらず、本当の意味でモチベーションが上がっていなかった。

優先順位が低かったとか、日常のドタバタの中でいつの間にか忘れていた…などなど、バリエーションはありますが、突き詰めると上記のどちらかです。

c)行動したけど、まったく実現に近づけなかった

行動し続けて尚、ゴールが近づいて来ないことは当然ありえます。
これは単純に「見積もりが甘かった」という状態であり、自分の能力が予想外に足りていなかったのか、達成のためのハードルが予想以上に高かったのか…相対的な問題ですが、いずれにせよリソース配分やゴールまでのプロセスをデザインしなおす必要がありますね。

結局、a-cの3つに共通するのは目標の立て方、プロセスの設計が悪かった、ということに落ち着きます。

惜しい!Rank Bの分析

それなりに進んでいたのに、途中でグダグダになってしまったパターン。
もったいない話ですよね。せっかく頑張っていたのに途中で終わるというのは…!

そこで、このRank Bの目標の問題を分析して、これから一ヶ月でどう挽回するか、あるいは2022年につなぐか考えていきましょう!

Rank Bの問題も、Cと同じようなパターンで分析できるのですが、あらためて先ほどの5ステップと照合しながら進めましょう。

  1. 【目標設定】
  2. 【現状把握】
  3. 【戦略策定】
  4. 【行動・継続(習慣化)】
  5. 【目標達成】

目標への進捗が停滞している時、この5ステップを次のように3つに分けて考えます。

  • i)目標にそもそも問題があった(非現実的な目標だった)。【1~2の段階】
  • ii)戦略なり行動計画に問題があった。【3~4の段階】
  • iii)継続する仕組みがなく、3日坊主に終わった。【4の段階】

これを順番に見ていきながら、あなたの2021年の目標を再設計し、行動計画をリニューアルしていきましょう!

i)目標それ自体を見直す

先ほどのここを見直すわけです。

i)目標にそもそも問題があった(非現実的な目標だった)。【1~2の段階】

ですので、見直す方向はこうなります。

今年の目標の「向こう側」を見据えて、目標それ自体を見直す

SMART原則に基づいて作られた、達成可能な目標だったかどうかも、もちろんチェックします。
しかし、ここではもっと根本的な部分から考えてみます。

i)-1.そもそも、今いる現場に根ざした、地に足のついた目標だったのか?

ちょっと壮大すぎる目標を立ててしまった場合です。
例えば「今年中に、10万部のベストセラーを出版するぞ!」とか。
野望としては悪くないのですが、10万部の本なんて、1年に何作も出ないわけです。それを実現しようと思ったら、かなり戦略的に、しかもある程度の長期間をかけて取り組む必要があります。(ここではその詳細は割愛しますが…)

別に、地に足がべったり着いた目標を立てろってことではありません。ただ、足場もないのに飛躍はできないことも事実。
「今」と「未来」をつなぐための足場となる目標を用意すべきだったのかも知れません。
目標設定SMART原則の「A:達成可能であること(acievable)」は、戦略立案に関わる重要事項

修正プラン

  1. 今の目標を「長期目標」にし、その足がかりとなる短期目標を新たに設定する。
  2. 新たに設定した短期目標をSMART原則にしたがって、実現可能性のある目標に設定しなおす。
  3. 妥当な目標かどうかアドバイスをもらえる人を探す。

例えば、先ほどの例「今年中に10万部のベストセラーを出版する!」であれば、

  1. これを2023年の長期目標にする⇒「2023年12月までに10万部のベストセラーを出版する!
  2. 「2021年中に、同じジャンルの売れ筋作品を10冊ピックアップし、タイトルと中身を分析する」
    「2021年12月10日までに、ここ3年の10万部作品を手に入れ、分析する」
    「2021年12月10日までに、Twitterでベストセラー作家、特に自分と同じジャンルの著名人をフォローする」
    「2021年12月30日までに、noteにアカウントを作り、本のネタを最低10本公開し、読者の反応を見る」
  3. その世界に詳しい人にちゃんとアドバイスをもらった上で、ついでに2022年の行動計画まで考えましょう!
    そうなると「2021年12月中に、自分のジャンルでベストセラーを出している出版塾を探す」も目標に入ってきそうです。

こんな感じにすると、とても地に足の付いた目標になりそうですね!

i)-2.そもそも、自分の人生・ビジネスのゴールにつながる、心から達成したい目標だったのか?

私の知り合いに、勤め人ながら「出版する!」と目標を立てた人がいました。しかし、3年経っても1 mmも前進していません。「残業だらけで忙しいんです」と。
もし、出版が人生の大きな目標に結びつく重大事なら、転職するという道もあったはずですが…。

そもそも、なんでそんな目標立てたの? それを達成できたら人生が豊かになるの? 時間とエネルギーとお金を投じて帰ってくるリターンは割に合うの? ── そう自分に問いかけてみてください。

寺田

達成しても人生が豊かにならない、達成しなくても問題がないならような目標なら迷わず捨てましょう!

ii)これから1ヶ月のリソースの配分を考え、予約する。

ただでさえ年末の忙しい時期にさしかかる今、このタイミングです。
あくまで、「今・ここ」にフォーカスして、当初立てた目標にこだわり結果を出した方がいいと考えるのか、先ほど考えた長期のビジョンにしたがって、2022年の目標に再編入させるのか冷静に判断したいところです。

現実的に考えつつ、確実に達成できること、達成することで2022年の行動につながっていくことを優先して時間とお金とエネルギーを注ぎましょう!

寺田

それ以外は2022年の目標に持ち越して、下準備だけすることにしましょう!

ii)-1.リソース配分を見直す

今、どこを活用したらよさそう?

短期で何かを成し遂げるためには、上半分のリソースを考えつつ、下半分のリソースをいかに効果的に投下するかが重要になってきます。一番簡単なのは、お金を出して確実に目標達成につながる人を雇うこと。あるいは、お手伝いさん(お掃除本舗なども!)に家事・雑事を任せて自分は目標達成に全力で挑むとか。

ii)-2.行動プランを策定する

ここでは具体的に日程、投下するリソースを具体的に決めてしまいましょう。うかうかしていると、あっという間に年末年始に突入して2021年が終わってしまいます!

次の5項目を考えながら、予定表にどんどん書き込んでいきましょう!

  1. 時間の天引き=動かせない予定として埋め込む。
  2. 投資する金額何を誰に依頼するか決定して、連絡先を確認しておく。
  3. 絶対にやらないことリストを作る。(次の項目を参照!)
  4. 進捗を可視化するために、目標達成へのプロセスをできるだけ細かいTo doに分解する。
  5. 細分化されたTo doをいつまでにやるか、通過点を1週間毎に区切る

ii)-3.リターンを見据えて、リソースをフル活用!

リソースを活用し、行動計画を策定する上で、心に留めておくべきコトが3つあります。

1.手に入れたいリターンを計算し、最大限の投資をすること。

「お金をケチるのはもったいない」という発想をもちましょう。あなたの目標は、その金額に見合わないちっぽけなものですか?── その投資が長期にわたりどれだけリターンをもたらすか計算しましょう!

2.優先順位に応じて、大胆にリソースの傾斜配分をおこなうこと。

目標の重要度、リターンの大きさに応じて、お金と時間の傾斜して配分することは重要です。
その究極が「やらない」ことです…

3.目標達成、人生のゴールに貢献しないイベントにリソースを使わないこと。

確かにコロナで会えなかった人達との再会や親交を深めることは大切と思うかも知れません。しかし、まだコロナが落ち着いたわけではありませんよ? もし、それで万が一コロナに感染してしまったら、それこそ目標達成どころではなくなります。あなたが感染しなくても、メンバーの誰か一人が感染したら、あなたも濃厚接触者扱いです。

そもそも、危険を冒してまで忘年会に参加するほど、つまり「今、あえて会うだけの価値」を持つほどに、その仲間は大事な人なのでしょうか。
ぜひ、忘年会の誘いが来る前に、「酒は飲まない」「9時半には上がる」「○○以外は参加しない」など決めておきましょう!

寺田

これがリスクヘッジという考え方です!

その他にも、

  • 睡眠時間を確保してパフォーマンスを上げる
  • 甘い物を控えて集中力を高める
  • 昼ご飯の糖質を抜いて午後の活動レベルを上げる
  • 朝、あえて瞑想時間を確保し、心の鎮まりを作る

こんなことも考えてみましょう!

iii)いざ、行動!

もう、モチベーションが下がる暇はありません。行動プランにしたがって動いていくだけです。

iii)-1.時間を確実に管理するために!

ここで注意したいことが…
それはあなたの集中力を奪い、時間をこっそり盗み取っていく存在です。

寺田

パソコンとスマホですね!

この2つを可能な限り手放しましょう。

わくわくさん

今から本気タイム!

そう考えたら、スマホとPCのスイッチを落として作業に取りかかりましょう!
少なくとも「通知OFF」は必須ですよ。

iii)-2.時間の密度を上げるために!

毎日、夜か朝に15分。毎週末に30分、その日、その週の振り返りをおこなう時間を必ず確保してください。
ここで細かく反省をおこない、明日へ、来週へつなぐバトンを整えるのです。
その時はスケジュール帳とペンだけを用意します。スマホとパソコンは集中力を奪いますよ…。

そして、朝、その日に確実にこなすべきことを確認します。
ついでに「もし、時間が空くタイミングがあればやること」を設定してください。(これをif-thenプランと呼びます。)

こういう時間を、ついつい「ムダな時間」と考えてしまいがちなのですが、逆なのです。こういう時間があるから、その他の時間の密度が上がり、結果としてトータルの価値が高まるものなのです。

精神的な再新再生を図るには、時間を投資する必要がある。それは第二領域の中でも極めて重要な活動のひとつであるため、無視している余裕はない。

──『7つの習慣』(フランクリン・コビー著)より「第7の習慣(刃を研ぐ)」

ということで、2021年の残り1ヶ月が充実し、さらに価値のある2022年につながることを、心からお祈りしております!

追伸

もし、あなたが

そもそも目標を立てたことも、実行しようと思ったこともないな…

不安さん

こんな大変そうなこと、一人じゃ無理…!

とお考えでしたら、2021年の年末に、一緒に目標を立てませんか?

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この記事を書いた人

1970年、福岡生まれ。名古屋大学法学部卒業。元福岡県立高校教諭(公民科+小論文)。
現在は教室運営と並行して、九州大学・大学院(博士課程)に在籍し学習ストラテジー、読書ストラテジーを研究。
教職在職期間は8年と短期間ながら、ユニークな授業が評判となり、全国紙一面に授業が紹介されたこともある(1998年元旦・朝日新聞)。また、中学校勤務時代には20代にして進路指導主事に就任。それまで60%台だった公立高校合格率を90%台に引き上げた実績を持つ(2000年度)。

2001年に教職を辞し独立。教師時代から研究を続けていた高速学習と速読のメソッドを完成させ、その指導にあたる。速読3日間集中講座は98%の高い修得率を誇り、多くのビジネス書ベストセラー作家が通う人気ぶり。

そのメソッドを公開した書籍『フォーカス・リーディング』は10万部のベストセラー書。その他に読書や学習にまつわる様々な業務に携わった経歴を持つ。

・ベネッセ中学2年生コースの特集記事の指導・監修(2008年)
・西南学院大学での読書力養成講座(通年講座、2014年度から)
・司法書士スクールの高速学習指導(2015年度)
・学習塾経営者への学習法指導、経営指導

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