
2011年10月28日
集中講座レポート
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◇ ◆ 1冊10分!ビジネスに効く速読術 ◆ ◇
◇ ◆ フ ォ ー カ ス ・ リ ー デ ィ ン グ 講 座 ◆ ◇
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■□Vol. 399■ 2011年10月30日発行□■
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[読者数:5,083名(独自配信)] 提供:ビジネス速読研究所 寺田
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☆今回のお題 >> トップダウンで読もう!
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こんにちは。ビジネス速読術講座ナビゲーターの寺田です。
あなたは読み終わった後、「読んだ充実感」以上の成果を手に入れていますか?
がんばって読んだのに、中身がうまく整理できていない。記憶に残らない。
そんな悩みを解決する1つの重要なキーワードが「トップダウン処理」。
ちょっと意識するだけで、読書が変わりますよ。 詳しくは本文で!d(^^*
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【今回からメルマガをお読みくださる方へ】
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初めまして。(^^* このたびはご登録、ありがとうございました。
このメルマガは速読・読書の話を中心にしつつ、もう少し広く「効果的な学び」
についての情報をお届けしています。
少しでも読者であるあなたに役に立つ情報をお届けしたいと思っていますので、
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では、末永くおつきあいください。
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■□ J-Education News □■
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★東京(2011/11/12-13;土・日) (残席:1,10月30日申し込み〆切)
☆東京(2012/ 1/ 7- 9;3連休) 募集開始しました。
■11月 7日までにお申し込みくださった方への特典■
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1.2011年中に開催されるフォローアップ講座(東京12/04,名古屋11/26,
大阪12/03,福岡11/20)に1度、無料でご参加いただけます。事前の自主ト
レの確認にご利用ください。
2.年内にテキストに沿ってDay 17まで終えてくださった方には、31,500円のキ
ャッシュバックがあります。(詳しくはお問い合わせください。)
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■□ トップダウンで読もう! □■
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読書の負荷を下げる、手っ取り早い方法として
「見出し」を丁寧に読むというのが有効です。
これは2008年刊の『フォーカス・リーディング』P.161で紹介した方法です。
同書の「先行オーガナイザーを使った実験」をやった方はお分かりの通り、
最初にテーマ(キーワード)を1つ与えるだけで、
私たちの脳の情報処理スピードは驚くほど早くなるものなのです。
しかし、時々ではありますが(そしてつい最近あったのですが)
「見出しを見て中身を予想して読むのですか?」
という質問を受けることがあります。
「確かに内容を予想しておけば、その差で読めますよね」と。
残念ながら、これはトップダウン処理の読書とは似て非なるものなのです。
「見出しを見る」というのは「脳に準備をさせる」ということ。
これだけで脳の情報処理スピードが数倍に速くなります。
これは前掲の「先行オーガナイザーの実験」をやって確かめてみてください。
脳に準備をさせたら、自分が今まで経験して「知っていること」を
一度忘れてください。
既知の情報を振りかざすと、情報処理にゆがみが生じます。
「あ、あの話ね」という具合に、既知の情報を元に「決めつける」ことは
新たな視点、新たな発想に基づいて書かれた内容を拒否することになります。
脳に準備をさせたら、あとはあくまで無心に活字を受け止めましょう。
大事にすべきは「どれくらいの強さで意味が伝わってくるか」です。
・入力レベルを下げて、なんとなくニオイが伝わる程度でいいのか。
・腑に落ちるレベルまで入力レベルを上げて受け止めるのか。
それだけ。
あとは、とことん無心に。集中して。
トップダウンとは予断を持って受け止めることではなく、
事前の準備を十分にした上で、無心に受け止めることなんですね。(^^*
実際に本を読み進める場合には、
章が変わったら「章が変わった」ことを明確に意識し、確認すること。
それまでの流れを軽く振り返り、
その上で新しい章のタイトルを確認するとなおいいでしょう。
なんとなく読み進めると、
章が変わって、話が大きく転換したことすら意識できないものです。
特に、ボトムアップでじっくり読んでいると、
「読んでいる、その部分」だけに意識が囚われてしまい、
流れの整理ができないもの。
難しい話を一生懸命に読んでいる時なんか、まさにその状態です。
気をつけたいところですね。
ということで、今日はちょっと具体的な読書テクニックの話でした。
ぜひ、速読を活かしている人も、そうじゃない人も、
○章の始まりでは、一度立ち止まり、そこまでの流れを振り返る。
○見出しは丁寧に読む。(予想も予測も必要ない。)
という2つのことを意識してみてください。
読むのが驚くほど楽になります。(意識して入力レベルを下げてみてください。)
そして、読み終わった後に「全体像が明確に残る」手応えが手に入るはずです!
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■□ ご 案 内 ♪ □■
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★現在、下記の講座の受講申し込みを受け付け中です。
・東京(2011/11/12-13;土・日) (残席:1,10月30日申し込み〆切)
・東京(2012/ 1/ 7- 9;3連休) 募集開始!
※2ヶ月前までにお申し込みくださった方は、事前にフォローアップ講座を
無料で受講して頂けます。自主トレの目や姿勢のチェックにどうぞ。(^^*
また、講座の1週間前までにテキストのDay 17までを終えた方には(最低
6回のレポート提出が必要です)31,500円のキャッシュバックがあります。
(他の割引との併用はできません。)
☆日程確認&申し込み >> https://www.focusreading.jp/info/semi_mm/
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■最後まで読んでくださったことに感謝! ■編集後記&あとがき■
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【つぶやき】
○昨日の「ぷち哲学読書会」は、参加者7名で非常に濃い対話の時間を過ごしま
した。
○一通り読んだ感想と、心に残ったこと、ひっかかったことを語り合います。
○その後、そこで出てきた問題をいくつかピックアップして、みんなで哲学して
いく、という進め方です。
○「ソクラテスは、なぜあのように強く、自由でいられるのか?」
「自分の信じる正義と、属する組織(社会、会社、国家など)のルールがぶつ
かりあった時、自分ならどう振る舞うか?」
「正義を貫き、善き生きることを貫いて死ぬことは幸せなのか?」
「あなたは、何のためなら(家族のためならなどを除く,どんな価値観のため
なら)命を投げ出すことができるか?」
そんなテーマで、約1時間半、ゆるーく、熱~く語り合いました。
○来月の課題図書は「スヌーピー」。言わずと知れた、癒し系の漫画です。これ
で何をどう哲学できるのか?
○私自身、予想できません。その分、今から楽しみです。
○知識をベースとしたビジネス系の読書会もいいですが、こういう美学、哲学を
真剣に考え、意見交換し、思考をさらに深める時間も乙なものですよ。
○『ソクラテスの弁明』は日本で一番読まれた岩波文庫。薄くて読みやすいので、
哲学などと縁遠く感じている人も、ぜひ一度手にとってみてください。
☆岩波文庫『ソクラテスの弁明』
>> https://www.focusreading.jp/info/GoToAmazon.php?id=Socrates
○では、また来週、お会いしましょう! ヾ(^^*♪
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※このメルマガ内では外部サイトへのリンクは基本的に JumpTo.php という
プログラムを使っています。これはクリック数を測定するためのツールで、
メルマガの質向上のための検証作業に利用しています。
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■The End of Document!■ 発行:ビジネス速読研究所 寺田 昌嗣■
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☆発行元 J・エデュケーション
☆発行責任者 寺田 昌嗣
※寺田プロフィール >> https://www.focusreading.jp/profile.html
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◇本を読む楽しさをあなたに!◇
J-Education 代表 寺田昌嗣
https://www.focusreading.jp/
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