[ビジネス速読MM]2015.06.19号

こんにちは。フォーカス・リーディングの寺田です。
 
ビジネス読書道場がスタートして3週間。
 
今日はそこでお話した中から「読書の質」を上げるための
ヒントを1つシェアしたいと思います。
 
 
ビジネス読書道場(⇒ http://bit.ly/2015-Biz-Dojo )では、
非常に薄くて読みやすい、しかも中身が非常に濃い名著
『アイデアのつくり方』を課題図書として、
 
「本の読み方の基本」
 
を学んで頂いています。
 
☆『アイデアのつくり方』
>>http://bit.ly/Producing-Ideas
 
 
私が大学でおこなっている授業の内容というよりも、
私が「読書力を高める」というテーマで、
これまで構築してきたノウハウやフレームといったものを、
少しずつ動画講座(音声講座)として学んでいただきます。
 
 
今回は「本の読み方の基本」として、
 
「読んで分からなかった」ことをどう解消するのか?
 
ということを、読書+ワークを通じて体験していただいています。
 
 
この「読んで分からなかった」の解消こそが、
読書の価値を高める第一歩、というか「飛躍の鍵」なんですね。
 
やり方をつかんでしまえば、
すぐに読書の価値が上がります。
 
まず、(これは何度も書いてきたことですが)、
自分が「十分に理解できた」ことと
「不明点が残った」ことを明確にすべし、ということ。
 
何となく読んでしまうと、
何となく理解できたような気がしてしまいます。
 
私たちの思考というのは、
「分かった気分」で、簡単にごまかされてしまいます。
 
そこで、他山の石として、他の人の疑問点を
ヒントとして借りてきます。
 
読書道場では「分からなかった部分を列挙」してもらっています。
 
まずは自分でもリストアップして欲しいのですが、
「えっ?分からないところなんて、あったっけ?」と
なってしまったら、
他の人が「不明点」としてあげた部分を、
自分は本当に分かっているのか、と考えてみるわけです。
 
そして、その「誰かの不明点」に対して、
自分の言葉で、明確に、すっきりと説明できるか
試してみることをお薦めします。
 
何となく、受動的に受け止めて「分かった」と思っていることが、
人に説明すべく言葉として出そうとすると、
思いの外、もやもやとしたカオス状態だということに
愕然としてしまうかも知れません。
 
 
その本に関するAmazonレビューを読んでみてもいいでしょう。
 
自分のまったく気がつかなかった視点で評価したり、
けなしたり、そういう「他人の視点」をリアルに学べます。
 
 
そして、この不明点を解消するためにすべきことは何か?
 
それは、とことん不明点を中心に、
何度も書籍全体を読み返すこと。
 
これはフォーカス・リーディングの出番です。
 
「速く読む」ことではなく
 
・概要にフォーカスしたスキミング
・「この話について語っているところは?」というスキャニング
 
に意味があります。
 
 
もちろん、不明点といってもいろいろな種類があります。
 
辞書やネットで調べれば解決するような
単純な「言葉」や「固有名詞」もあるかも知れません。
 
しかし、辞書で調べて「分かった」と思ってしまうのは
非常に危険です。
 
これは英語の授業で体験したのではないかと思いますが、
辞書で調べてみた語義が、
その文脈の中でしっくりこないことも多いものだからです。
 
あくまで文脈の中で抜け落ちた穴を埋めていくのです。
 
クロスワードパズルで、分からない言葉を、
周囲の言葉から攻めていくことで
浮かび上がらせていくように。
 
 
辞書で調べた意味をストレートに文脈に乗せてしまうと、
もし、著者が違うニュアンスで言葉を使っていたら
文脈そのものが変質してしまう可能性があります。
 
これは辞書で調べる場合以外にも、
「自分が知っている言葉・概念」も同じです。
 
「あー、あのことだな」という具合に、
軽く読んで自分の体験と結びつけてしまうことで、
間違った解釈をしてしまう可能性もあるのです。
 
こういう
「自分がもともと持っていたフレームで、
 勝手に文脈を曲解してしまう」
ことを【ダウンローディング】と言います。
 
自分の頭で考え、
自分の体験からの類推で解釈しようとすることは
間違っていません。
 
むしろ、読書力を高めていくことを考えるなら
非常に重要な作業です。
 
しかし、読書体験が少ないと、
その類推が非常に危ういものとなります。
 
本をたくさん読む中で、
一定の幅と深さを作りながら、
自分の理解、自分の体験を相対化していかなければ
ならないのです。
 
 
ですので、知らない言葉を調べることも、
自分の体験から類推することも非常に重要です。
 
しかし、パズルの「埋まらないピース」があったとして、
そのピースとその隣接ピースだけを凝視しませんよね?
 
幅広く全体像を見渡してみるはずです!
 
そうすることで、縦横の言葉がどんどん絡み合ってきて、
まったく分からなかった部分が浮かび上がるもの。
 
読書でも、不明点を解消する場合は
そういう読み方をしていきましょう。
 
 
ということで、今回は「読書の質」を上げるために
 
1.不明点を明確にする
2.不明点が少ない場合は、他人の視野・評価をヒントにする
3.不明点を意識しつつ、全体をスキミング・スキャニングして
 文脈の中での意味を浮かび上がらせる
 
という作業をやってみてください!
 
 
なお、今月後半は課題図書の全体の構造を図解化するワークに
取り組んでいただいています。
 
あなたも、「この本、いいな!」と思うものがあれば、
本の構造や特徴、流れが見えてくるような
図解に挑戦してみてください。
 
A4用紙1枚に手書きで図にしていきます。
(清書にパワポやKeyNoteを使うのは問題ありません。)
 
なお、図解をする場合にはこちらの本を教科書にするといいですよ。
もう5年前になりますが、
図解のワークショップの講師をしていただいた先生の本です。
 
>>https://www.focusreading.jp/books/1671
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      ナビゲーター     寺 田  昌 嗣      
      〔 https://www.focusreading.jp/profile 〕

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