【12/21開催】記憶に残す読書術☆参加者募集中!

【Lesson 09】スキミングスキルを鍛える

目次

Lesson 09:ガイダンス

このレッスンの目的と位置づけ

Lesson 09はLesson 08のトレーニングの延長としておこないます。
少しずつ長い時間、読み続けられるようにして、集中力の持続時間を長くします。同時に、章をまたいでの理解をより確かなものにするべく、マクロ理解を構築する作業に慣れていきましょう。

トレーニング

具体的な取り組み方

  • Lesson 08と同レベルの書籍、もしくはやや文字が多めの本を利用してください。まだ、あまり本のレベルは上げすぎない方がいいでしょう。
  • タイマーで5分、計測して本を読んでいきます。慣れて来たら10分に設定しておこないます。
  • 最初の儀式STAを丁寧におこない、理解度Dのスキミングをおこなうのか、理解度Bのスキミングをおこなうのかを明確にした上で読み始めてください。
  • 読んでいる最中のモニタリングを十分におこない、自分の呼吸姿勢本の高さ・角度視野理解を意図した状態で継続できるようにしましょう。
  • D, Bいずれも、章をまたぐときにはいったん立ち止まり、ここまで読んだ章の内容を反芻してみてください。その上で、これから始まる章のタイトルを確認し、全体のテーマ(タイトル)と章の関係、前章とのつながりを確認してから次の章を読み始めてください。
  • 「章の変わり目の処理」は非常に重要な要素ですので、時間を掛けて丁寧におこなってください。

オプショントレーニング

スキミングではありませんが、文字が多めの本、内容がやや難しめの本に取り組む際に、鎮まりを深め、視野を緩めて入力レベルを下げて意味を受け止める練習です。

  • 岩波新書や講談社現代新書あるいは文字が多めのビジネス書を使って取り組んでみてください。
ここでの目標
  • 最初に読んで得られた理解を、2回目以降「文字を見ただけで、スムーズに理解できた手応えがある」という状態が得られた。
  • やや感覚的な、心許なさがあるが、俯瞰の視野を壊さず1ページ6-8秒で読めた。
  • このトレーニングは、今後も、難しい本に挑戦する時におこなってください。

レポートの提出

レポートは直近3回ほどの演習結果をご提出ください。

This content is for members only.

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

役に立ったと思えたらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1970年、福岡生まれ。名古屋大学法学部卒業。元福岡県立高校教諭(公民科+小論文)。
現在は九州大学・大学院(博士課程)に在籍し学習ストラテジー、読書ストラテジーを研究。
2001年に教職を辞し独立。教師時代から研究を続けていた高速学習と速読のメソッドを完成させ、その指導にあたる。速読と学習法を学ぶ3-4日間集中講座は98%の高い修得率と高い学習効果が話題を呼び、多くのビジネス書ベストセラー作家や経営者、MBA学生が通う人気ぶり。
 
そのメソッドを公開した書籍『フォーカス・リーディング』は10万部のベストセラー書。その他に読書や学習にまつわる様々な業務に携わった経歴を持つ。
・ベネッセ中学2年生コースの特集記事の指導・監修(2008年)
・西南学院大学での読書力養成講座(通年講座、2014年度から)
・司法書士スクールの高速学習指導(2015年度)
・学習塾経営者への学習法指導、経営指導

コメント

コメントする

目次