3日間講座受講の流れと利用できるサービス

このページは3日間講座受講者の方が利用できるサポートや教材などを確認するためにご用意しています。
今後、3日間講座を受講する予定の方は、こちらのページと併せてご確認いただきますと、全体像がつかみやすいかと思います。

3日間講座は、研究者, 経営者, 資格試験受験者,知的専門職(コーチ/講師等)など高い専門性と幅の広い教養が求められる方向けの定番講座です。これまでに2003年以来,2300人ほどの方が受講しています。
会場(東京または福岡,毎回6-8名募集)とzoom(会場と合算で最大16名)のいずれでも受講していただけます。

目次

□この講座で学んでいただくこと

①速読技術

フォーカス・リーディングは「書籍を教材とした高速学習法」であり、「速読技術を活用した、学習のための読書法」という位置づけです。
そのベースとなるのが速読技術です。世界的に見ても「技術として習得できる」速読というのは非常に珍しく、今のところ日本でただ一つのメソッドと考えられます。
ただし、「技術」ですので、どれだけ高いレベルに到達できるかは、それまでの経験値やトレーニング量で決まる部分も多く,誰もが同じレベルに到達できるというわけではありません。

大学生を対象とした研究講座の結果

②読書ストラテジー(読書戦略)

今の自分の知識やスキル(能力)で読めるレベルを超えた書籍を読む場合、「読書ストラテジー」が必要になります。
この講座(3日間)では、速読を活用しながら読書の理解と記憶を高めることが可能になる4つのストラテジーを使いこなすことを重視しています。それ以外の様々な読書ストラテジーは、サポートの一環として用意している「インテリジェンス・ジム(ビジネス読書道場)」というオンライン読書法講座でご提供しています。

③科学的学習法

3日間講座の中では、科学的エビデンスに基づいた学習ストラテジーを組み込んだ「読書ストラテジー」のご指導をしています。また、資格試験や語学学習などに取り組む人にも活用できる「高速学習法」を映像講座としてセットでご提供しています。難易度の高い(あるいはテキストが多い)資格試験(例:弁護士、司法書士、中小企業診断士、社労士など)に挑む方には必須の内容です。

1.教材受領

教材には以下のようなものが含まれています。(クリックできるものは、クリックするとPDFファイルが開きます。)

  1. 基本教材(トレーニング用フォーム;厚紙2枚)
    ※映像教材の中では、イメージ視点コントロール(LINE)のフォームが「曲線」になっていますが、2023年版のフォームは直線構成になっています。取り組み方は変わりありません。
  2. トレーニング記録用冊子
  3. レッスン資料(A5サイズのカラー資料)
  4. トレーニングセルフチェックシート

オンラインで視聴できる教材につきましては、会員ページでご確認ください。

2.事前のマンツーマンセッション

申し込み完了から3日間講座、2週間の読書演習期間、3ヶ月の読書実践サポート期間が終わるまでの間に合計3度、読書の悩みの解消や、目指すゴールの設定、講座に向けての取り組み方の確認など、自由にご相談いただけます。(20分)

3.当日までにご準備いただくこと

3-0.事前アンケート

トレーニング等に取り組む前にこちらのアンケートにご回答ください。

3-1.書籍の準備

①読書スピード測定

2022年現在、読書スピード測定は「普段、自分が読むレベルの、読みやすい書籍」と「やや歯ごたえのある(学術的に近い)書籍(新書など)」の2種類で行っていただいています。これらはトレーニングでは一切扱わず、あくまで最初と最後で、読み方・スピード・理解度がどう変わるのかを確かめるためにだけ使います。
研究講座では以下の2冊を用いて、読書スピード測定と併せて理解度のチェックをしています。(社会人の方が無理にこの本をご用意くださる必要はありません!あくまでサンプルです。)

  • 読みやすい書籍の代表として、自己啓発書である『心のブレーキのはずし方』
  • やや歯ごたえのある書籍として、岩波新書のうちの『学びとは何か』
寺田

読書テスト(スピードチェック)は、前日までにご自身でお済ませの上、記録用紙(P.4)にご記入ください。

②その他、トレーニング用書籍

トレーニングに使用する書籍は、基本的に次のような3種類に分けられます。

  1. ページスキャントレーニング&スムーズ追跡トレーニング用書籍
    読むためのものではなく、「視野(観の目付の見方)のコントロール」をトレーニングするためのものです。適当な新書(岩波新書)を1冊ご用意いただければいいかと思います。あるいは手っ取り早く、難しめで文字がぎっしり詰まったビジネス書でも問題ありません。
  2. 入力レベルコントロール用書籍
    こちらは同じページスキャンでも入力レベルコントロールのトレーニングに使用します。
    ですから、内容が平易で、文字が少なめの本をご用意ください。
  3. 読書演習用書籍(下の説明参照)
    実際に読む能力(スキル)を高めていくために使用します。
    1冊を通じて一貫した話が続くもの(4ページ程度で細切れのトピックが羅列されたもの、でないもの)をご用意ください。
    その際、まずは文字が少なく簡単に理解できそうなレベルのものからご準備ください。手っ取り早く手元にある難しい本を使ってしまうと、速読技術の修得に支障を来します。

初日のページスキャントレーニングおよびスムーズ追跡トレーニングで若干の「トレーニング用書籍」を使用する他、2日目から最終日にかけての読書演習では、最大で合計15冊程度の本を読むことになります。(読書が苦手で、あまり進まない人だと7冊くらい?)
お送りした記録用冊子の最後のページに「速読実践トレーニング用 書籍レベル表」が示されています。
ご自身が普段読むレベルの本を中心に「やや簡単め(Levelを1つ下げた本)」「やや難しめ(Levelを1つ上げた本)」をご用意ください。Levelを2つ上げた本までが3日間講座の対象となりますが、事後の読書演習もしくはその後3ヶ月の無料サポート期間で取り組んで行くのが理想です。

画像をクリックすると、PDFファイルが表示されます。

3-2.事前の自主トレ

3日間講座は「事前の自主トレ」を必須とは考えておりませんが、スポーツや学習と同様、事前に予習あるいは体験をしておくことで、当日のレッスンが非常に楽になることも確かです。vol.1の内容を時間に余裕があれば取り組んでみてください。

なお、お申し込みいただいて教材を受領してから、レッスン初日の翌日の3ヶ月後までは無料サポート期間です。
zoomレッスン(60分)や読書道場(インテリジェンス・ジム)の課題提出&読書会参加、ビジネス名著/選書読書会にも無料でご参加いただけます。

4.当日のこと

4-1.レッスン会場

★渋谷会場:アットビジネスセンター渋谷東口駅前(10月上級講座会場)

東京都渋谷区渋谷2-22-8 名取ビル アットビジネスセンター渋谷東口駅前 307号室

★品川会場:(9月・11月開催会場)

〒108-0074 東京都港区高輪4-10-8
京急第7ビル
ビジョンセンター品川《302号室》

4-2.レッスン時間帯

以下のとおりです。開始時刻の5分前には着席できるように会場にお越しください。zoomの方も同じです。
終了時刻は「最大」を示しております。これより早く終わることはありえますが、遅くなることはありません。

2023年9月・品川レッスン

  1. 9月16日(土)11:00-17:30
  2. 9月17日(日)10:00-16:30
  3. 9月18日(祝) 10:00-14:30

2023年10月・上級講座

  1. 10月7日(土)10:00-15:30(最大16時)
  2. 10月8日(日)10:00-15:30(最大16時)
  3. 10月9日(祝)10:00-14:30

ランチ休憩はありません。さっと食べられる軽食をご用意ください。

4-3.zoomへのアクセス

zoomでのレッスン参加

映像ON、音声OFFにしてご参加ください。
基本的にレッスン中は一方通行でお届けし(マイクはミュート)、個別のアドバイスも適宜、声を一方的にかけさせていただくことになります。
もし、ご質問などがありましたら、全体の質問受け付けタイムにマイクをONにして質問するか、休み時間を利用して、チャットでお届けください。
なお、zoomにアクセスする場合は、必ずお申し込みの名前(本名)を表示に使用してください。

zoomへのアクセスURLは会員さんにのみご覧いただけます。

レッスン中の宿題について

レッスン初日と2日目の夜は、1時間分くらいの宿題がでます。これは、その日におこなったトレーニングの内容を反復しておこない、感覚を定着させ、完全に目標をクリアするためのものです。「1時間分やったから大丈夫」ではなく「示された目標、自分が到達したいレベルに到達できるまでやる」のが基本です。

もし、当日あたふたしたくないということでしたら、事前にみっちりと自主トレ&zoomレッスン受講をしておきましょう!

初日レッスンのレポート

初日が終了したら、すぐに以下のリンクをクリックして、レポートをお送りください。

記録用冊子の指定箇所を写真撮影してお送りいただきます。先に記入して、写真を撮影してからお進みください。写真に写るようにお名前をどこかに書いておいていただけると助かります。

アンケートフォームに移動する

初日の宿題

  • 基本3種トレーニングをおこなって瞑想状態(速読モード)を安定させてから宿題実行
  • 入力レベルコントロールでレベル⑤をクリア
  • ページスキャンIIのvar.1:120行,var.2:120行にチャレンジ(1分間タイマーで狙った行数を達成できるようにトライ)し、その結果=到達行数を記録用冊子p.4に記録。5回目は眼がちゃんと動いているか動画を撮影して確認しましょう!
  • もし、記録用冊子p.4の「内声化抑制トレーニング」と「5回重ね読みトレーニング」の2セット目を、レッスン中におこなっていなければ、それもやっておいてください!

2日目のレッスンのレポート

記録用冊子の指定箇所を写真撮影してお送りいただきます。先に記入して、写真を撮影してからお進みください。写真に写るようにお名前をどこかに書いておいていただけると助かります。

アンケートフォーム(2日目)に移動する

2日目から3日目にかけての宿題

  • 基本3種トレーニングをおこなって瞑想状態(速読モード)を安定させてから宿題実行
  • 入力レベルコントロールでレベル⑦をクリア(スキミング演習とセットでやる
  • ページスキャンIIのvar.2:150行にチャレンジ+新書:12p(1分間タイマーで狙った行数を達成できるようにトライ)し、その結果=到達行数を記録用冊子p.4に記録。5回目は眼がちゃんと動いているか動画を撮影して確認しましょう!
  • スキミング練習:p.4のD・B各3分×5回(余白に複製した部分)。p.5のD/B各5分×4回。(2日目の残り枠)

3日間終了時のレポート

3日間の講座が終了したら、その日のうちにレポートをお送りください。
その数値などを元に2週間の読書演習の指針をアドバイスさせていただきます(3分ほどの映像でお届けします)。

最終レポートに移動する

5.事後のサポート

5-1.読書演習サポート(2週間)

集中講座が終了してから2週間は、1日1冊を目標に、修得した(仮免状態の)速読スキルを実用レベルに引き上げるための実践演習をおこなっていただきます。
オンデマンド映像講座のvol.4のページ(のコメント欄)にレポートをご提出ください。

流れとしては次の図のようになっており、ここでどのような書籍を使って、どのような読み方をすべきか確認するためにも個人セッションをご活用ください。

5-2.読書&学習サポート期間(3ヶ月)

3日間集中講座最終日の翌日から3ヶ月、もしくは日程が連続していない場合は初日の翌日から3ヶ月間は無料でサポートを受けていただけます。
2-2でも書いていますが、①zoom速読レッスン(90分)、②ビジネス読書道場(インテリジェンス・ジム)の課題提出&読書会、③ビジネス名著/選書読書会等の有償サポートにも、無料でご参加いただけます。

5-3.有償サポート期間

4-2の無料サポート期間が過ぎた後、同じサポートを2980円でご利用いただけます。
ただし、このサポート料金は集中講座受講後、《インンテリジェンス・ジム》を自動継続した場合に限り有効となります。いったん退会すると再入会に9000円かかり、その後のサポート料が4800円になります。
《インテリジェンス・ジム》の詳細については、こちらをご確認ください。

5-4.再受講について

最初の受講から3ヶ月後から再受講が可能です。
オンラインサポート(インテリジェンス・ジム会員)の「しっかりサポートコース」をご利用いただいている期間であれば、3日間講座を年に1回、無料で受講していただけます(2回目からは15,000円)。

「お気楽独学コース」の場合は年に1回のみ1.5万円で受講していただけます。

非会員の方は、これら2コースのうちいずれかに会員登録した上で、30,000円にて再受講していただけます。
なお、3日間のうち、1日だけを選んで受講する場合、しっかりサポートコースは無料、お気楽独学コースは8,000円、非会員は15,000円です。

ただし、会場受講には席数に限りがあるためzoomでの受講となる見込みです。詳しくはお問い合わせください。

再受講は3日間の講座および事後2週間の読書実践サポートのみの受講となります。コーチングセッションなどは含まれませんのでご了承ください。

高いレベルの読書力を必要とするあなたへ

これからの時代は、高いレベルの専門的知識だけでなく、幅の広い教養、とりわけ社会を俯瞰するような知識と情報が求められてきます。それが文科省、経産省が表現する知識基盤社会の専門教養です。

あなたが学ぶあらゆる知識が、あなたの中で構造化され、さらにインターネット上のあらゆる知見がネットワーク化され、それらを含めて再構造化していくことが求められます。

そのような時代に相応しい読書法として、ぜひフォーカス・リーディングを学んでみてください。

目次