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【速読の真実】同じ読書量・経験値なのに大きく差が付くのはナゼ?

同じ読書量や経験値で、同じレッスンを受ければ、同じ成果が得られるのか?
実際、速読で得られるスピードや理解度は、次の式で表されると説明していますし。

速読スキーマ(読書力)×心身のコントロール×フォーカス

これが本当なら、同じレッスンを受ければ、速読トレーニングの成果は読書量で決まりそうなものです。

ですが、まったくそうはならないのです。

目次

2人の成果を変えたのは何か?

ある集中講座で、ほぼ同じ条件(読書量、これまでに読んで来た本の種類など)のお二人の男性が受講なさいました。
ぶっちゃけますと、お二人とも読書が超絶苦手で、「この3年間で読んだ本は、年間平均2-3冊程度」という状態。
学生時代の読書量も「あまり読んでいない」というレベルで、あまり変わりませんでした。

しかし、一人の方は、1冊10分ほどで快適に全体像を把握し、さらに30分ほどかけて、丁寧に読み直すことができるようになっていました。

その一方で、もう一人は「ざっと速読する」ことがなかなかできず、1冊を30分かけて、理解度ぼろぼろの状態で全体像をかろうじて把握できる読み方でした。

二人の成果は初日ですでに予測できていた!

実はこのお二人の成果は、初日から予想できたことでもあったのです。

高い成果を手にした方は、終始、楽しそうにトレーニングに取り組んでいらっしゃいました。
曰く、

わくわくさん

これまで、ほとんど本を読んだことがなかったので、“分からない”というのが出発点なんですよ。なので、体験することがすべて新鮮で、一つ一つの手応えがすごく楽しい!

こういう方って「あぁ、この人は間違いなく高いレベルに到達するな」ってことを予感させるんですよ。いや、確信ですね。ほぼ。

逆にもう一方も、初日から「これはまずいパターン」ということがはっきり分かります。
その「失敗予告」が見えたら、全力でそれを阻止(方向転換)するように声をかけたり、アドバイスをしたりするのですが、なかなかその方向は変わりません…。

失敗も成功も「言葉」に現れる

速読を修得できなかった人に共通することの一つに「口にする言葉」があります。

全然手応えがありません
「何をやっているか、まったく分かりません

こういう言葉。
先ほど紹介した「一つ一つの手応えがすごく楽しい」というのと正反対のコメントです。

あるいは、事前にメールで、こういう言葉を送ってくる人もいます。

「自分に速読ができるかどうか不安しかありません

不安しかない状態で、不安と戦いながら取り組めば、それはうまくいかないでしょう。

「言葉」に現れたのは、その人の文化

何かを、とりわけこれまで体験したことがないようなことを成し遂げようとする場合、その目標を達成するのは、そう簡単ではありません。

地道な努力が目に見えないレベルながら地味に積み上がり、それがある水準を超えたときに、幾何級数的に一気に成果が上がり始めます。

努力の時間に対して、成果が上がるスピードは驚くほどゆっくりです。
イメージとしてはこんな感じ。

道のりは長い。
目に見える成果が出てくるのは、随分と時間が経ってからです。

努力している時のフォーカスの違い

出来ないこと、まったく初体験のことをやろうとする時に「確かな手応え」とか「目に見える成果」を求めてしまうと、不安しか出て来ません。
がんばってるのに手応えがないんですから。

途中の「できてきた実感メーター」がこんな感じだったとします。

この右側の白い部分を見てしまうと、
「やばい、ぜんぜん出来てない!」
「全然分からない!」
「まったくできる気がしない!」
にしかなりませんよね。

失敗に終わりがちな人は、トレーニングの最中にここにフォーカスしてしまって、できていない自分に多大なる不安とストレスを与えます。

その不安のために、冷静に自分の内面をモニタリングしていれば見えてくる「手応えの変化」「感覚の進化」といった部分が見えないのです。

逆に青色の部分、つまり「自分の中に生まれてくる些細な変化」にクールにフォーカスできると変化が楽しくなります。そして、いつのまにか自分の意識でそれをコントロールできるように進化していくのです。

自分と対象の間に生まれる変化を楽しめるんですね。

外側に、目に見える成果としてはまだ現れていなくても、ちゃんと自分の内面では変化が生まれて来ている。その手応えが重要なのですよ。

成功する人はそこにフォーカスしている、と。

「感覚が変わってきましたね。これは面白い。」

というものになるんです。

成果は「文化」で決まり、それは学ぶことができる

同じ読書経験値を持った二人でも、取り組むプロセスがまったく違うために、同じ指導を受けて、同じ時間を過ごしても、まったく成果が違ってきてしまうわけです。

何事も同じですよね?
もちろん、成功するか、残念な結果に終わるかというのは様々な要素が絡みます。

ですが、現状をどう捉え、そこからどういう方向で時間と努力を積み上げて行けるか、それが未来の成果を決めることも間違いのない事実。

その「時間と努力の積み上げ方」をテクニックとして学ぶことができれば、それを繰り返すことで習慣にしてしまい、自分も成功する人になれるはずです。

まずは、採り入れてみよう!

成功する人たちの「物事に取り組むプロセス」として真似したいのは、この3つ。

  1. 「できた・できてない」という目に見える成果ではなく、内面の手応え、変化にフォーカスしよう!
  2. 自分の内なる手応えと、取り組んでいる対象とを包み込む「今・ここ」に、心静かに集中しよう!
  3. 不安や迷いを安易に言葉として発せず、とことん「できる」と確信し、「できた」イメージを描き続けよう!

これを自分の文化にまで落とし込めれば、あなたも間違いなく成功者の仲間入りです!

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この記事を書いた人

1970年、福岡生まれ。名古屋大学法学部卒業。元福岡県立高校教諭(公民科+小論文)。
現在は九州大学・大学院(博士課程)に在籍し学習ストラテジー、読書ストラテジーを研究。
2001年に教職を辞し独立。教師時代から研究を続けていた高速学習と速読のメソッドを完成させ、その指導にあたる。速読と学習法を学ぶ3-4日間集中講座は98%の高い修得率と高い学習効果が話題を呼び、多くのビジネス書ベストセラー作家や経営者、MBA学生が通う人気ぶり。
 
そのメソッドを公開した書籍『フォーカス・リーディング』は10万部のベストセラー書。その他に読書や学習にまつわる様々な業務に携わった経歴を持つ。
・ベネッセ中学2年生コースの特集記事の指導・監修(2008年)
・西南学院大学での読書力養成講座(通年講座、2014年度から)
・司法書士スクールの高速学習指導(2015年度)
・学習塾経営者への学習法指導、経営指導

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